ワタリウム美術館「ジョン・ルーリー展」
先週はカオスラウンジ以外にもぼちぼち展示をみました。
まずは外苑前のワタリウム美術館でJohn Lurie(ジョン・ルーリー)の個展。
この展示、開催期間は長いけどあんまり感想を聞かないから期待せず行ったんだけど、良い展示でした。

ジョン・ルーリーの絵は大きい白い壁やコンクリート打ちっぱなしの壁に似合いそう。
アメリカの大邸宅とか、レストランに飾ってありそうな。
バスキアのように美術史からはちょっとハズれてるけど、富裕層のアート好きには人気があっていかにも売れそうな絵。(※補足 ジョン・ルーリーはバスキアと一緒に絵を描いていた時期があったらしい)
コンセプトに凝ったり、苦悩して作品を生み出す感じではなく、もともとがミュージシャンだからか「呼吸をするように」絵が生み出されている感じ。世に出す作品の裏でどのくらいの作品数がボツってるのかは定かではないけれど、もうほぼセンスで描けちゃってる。
絵を読み解く必要はなく、色彩の美しさや、絵の具のマチエールに陶酔すればいいので気は楽。逆にいえば自分なんかは「軽いな〜」と思った部分もあり、まあ4〜5枚ちゃんとみてあとは流してみればいいっしょとか思ってしまった。まあ、こういう魅力を言語化できない絵、つまり自然の景色のように「ただキレイ」なことで成り立っている絵こそ感動をお持ち帰りできないことも事実なので、足を運んでみることは重要だと思いますが….。
「あー、絵ってやっぱ良いな」って思える展示だと思うので、直接参考にはならないかもしれないけれど、視野が狭くなりがちな受験生にもみてもらいたいな。とはいえみんなが絵の具を滲ませてユルユルの絵を描いたらショック。展示は5月16日まで。ゴールデンウィークにどうぞ。デート向きの展示かもしんない。