秋吉台国際芸術村など
更新滞っております。
ちゃちゃっと展示の感想を書きあげて今年の美術大学受験予測などをしていきたいのですが、さいきん家事にハマっておりましてね、時間があると掃除機かけたり茶碗を洗ったり洗濯をしたり床を拭いたりしてしまいます。
はい、前回の続きです。
なぜ山口県に行きたかったかというと、秋吉台の鍾乳洞、秋芳洞に行きたかったんです。それとカルデラ台地。2〜3年前からずっと訪れたかったんだけど、それだけのために訪れるのもどうかなあという気もしてたんですね。そしたら今回やっとYCAMで「見ても良いかな」という展示が開催され、ちょうど飛行機のマイルも貯まっていたので、山口行きを決定したというわけです。



新山口からバスで30分くらい。
鍾乳洞は…そこまで感動しなかったかな。
秋芳洞じたいはスゴかったんだけどね、観光地観光地しすぎてて…。
ディズニーランドのIt’s a Small Worldがフラッシュバックしてました。
カメラは50mmの単焦点レンズしか持っていかなかったことを後悔。もっと広々とした写真が撮りたかった…。岩肌はくっきり撮れたけど、とくに秋芳洞っぽくないし!単なる素材写真じゃねーか。
30秒ぐらいシャッター開けて撮ったので、実際はこんな明るくないです。

鍾乳洞を出ると秋吉台のカルデラ台地が広がっています。
散策したい気分にかられるも、ヤバいくらいの強風と寒さ、小雨で断念。
そして秋芳洞から車で5分くらいのところに「秋吉台国際芸術村」ってのがあります。アート・イン・レジデンスの施設ですね。音楽のコンサートなども行われているようです(多分)。
車で5分…。そのくらい歩いても行けるでしょ、と思っていた自分が馬鹿でした。
山道の ”車で5分”って、東京の”車で5分”よりも、かなりの距離と高低差があります。



田舎の山道といえば突如として捨てられているエロ本でしょう。

で、無事着いた。
坂道を上ったり下ったり徒歩40分くらいでした。鍾乳洞+カルデラ台地と合わせれば2時間以上歩きっ放しでしたね。しかも平日ということもあり、自分の他に歩行者とはほとんど出会わず、車も数分に1台通り過ぎるくらいで孤独。天候は太陽が出たり小雨が降ったりと変わりやすく、上着やマフラーを着たり脱いだり。あと普通のヒモなしの革靴で行ったので、靴はボロボロになるわ足は痛くなるわ大変でした。

こういうモニュメントが施設の入り口に建ってました。ドーンと大きくて迫力あるんだけど、歩き疲れてヘトヘトの私には「山ん中に税金でこんなもん建てて誰の役に立つんだよ…」と心の中で毒づいてしまいました(ほんとに税金で建てられているかどうかは定かではない)。

そんな邪悪な心を見透かされたのか、モニュメントの内側から空を見上げると、ちょうど頭上をカラスが横切りさわやかな気分 。でもあと0.5秒早くシャッターを切っていたら、鳥のシルエットがモニュメントにかぶらなかったのにな…。



秋吉台国際芸術村、スケールでかい。鑓水の山の中に建てられた多摩美の図書館みたいな唐突感。ちなみにこれもYCAMと同じく磯崎新の建築。見るぶんにはいいけど、住民はどう思ってるんだろうって心配になる。他人のお金だからってちょっとやりすぎじゃないか…。

施設の裏の芝生。多摩美でいうとテキスタイル棟あたりのイメージ。自分が訪れたときはちょうど何も展示をやっていない時期でした。誰もいないし、特に何が飾ってあるわけでもない(タイミングがあえば滞在していたアーティストの作品が飾ってある)。苦労してたどり着いたのに意味ね〜と思いつつも、でも、まー、鳥の鳴き声や風の音のなかでひとりで佇むなどし、無人の良さもありました。
しかし、なんで芸術ってこんな山奥に追いやられるんだろう…。
スペースの問題とかあるにせよ、マイカー必須のわりと無茶苦茶な場所だと思った。
滞在するアーティストは楽しいかもしれないけど、ここで展示があるとして、訪れる難易度高すぎ。それこそ直島や越後妻有みたいな盛上げかたしないと宝の持ち腐れな気も。
同じアーティストインレジデンスの施設でも、山奥には変わりないとはいえ国際芸術センター青森は青森公立大学も近くにあるし、バスもあるし、も少しアクセスしやすかったな…。









