2010 年 9 月

パリ4

地下の恐竜展は入り口がとてもオシャレ。時計の針が速いスピードでぐるぐる回っていて、タイムスリップするような感覚。





会場内のデザインがとてもかっこよかった。インテリアショップのような色使い。





展示の仕方もおしゃれ。
ヨーロッパ、街は汚いし、人もわりかしテキトーなのに、なんでこういうカッコいいデザインが生まれるんだろうって思った。




そのあとアラブ世界研究所。「アラブ世界の情報を発信し、アラブ世界の文化、精神世界を研究するための研究機関」だそうです。電通の本社ビルも手がけた建築家、ジャン・ヌーベルの代表作品。



でかい。


内部です。


屋上からの眺めがイイ感じでした。

観光客がチョロチョロできるのはごく一部のエリアっすね。案外何もなくて、あっさり見終わりました。

パリ3

着いた日はそのまま寝て、初日はまず国立自然史博物館の進化大陳列館へ。


これは宿泊したホテルの近くに停まっていた車です。たまにこういう落書きだらけの車を町中でみたけど、なんだろ?




国立自然史博物館の庭が奇麗でした。



奥の建物が進化大陳列館。けっこう遠いよ。



庭の横の緑道ではパリジャンがジョギングしてたり読書してたりしてました。
働いてんのかな、この人たち。
天気もよく、気持ちよかったです。


いい写真ではないですが、いちばんの見所は吹き抜け部分の動物大行進。スケールがでかい。


ひとつひとつ、とてもリアルに作られています。10年くらい前に流行ったチョコエッグを思い出した。


トイレの個室の中のイラストは、そういうデザインなのか落書きなのかよくわからないけどカワイイ。トイレットペーパーがゴワゴワしていた。


グランドフロア(1階)は海洋生物の展示。
数ある精巧な模型のなかから、この女の子はなんだってこんなシュールなイカを模写していたんだろう。アホだなーと思いつつ、必死にクロッキーしている姿に萌えた瞬間である。

大陳列館はチケットを買って入場するとき、自動改札みたいなゲートをくぐる。最初どこにかざせばゲートが開くのかわからなかったんだけど、周りの人たちの見よう見まねでテキトーにペタペタかざしてたら開いた。


地下では恐竜展がやっていたんですが、また次回。

パリ2

ヘルシンキ空港からシャルルドゴール空港行きに乗り継ぎました。さすがにここまで来ると乗客はヨーロッパ系の人がほとんど。

ヘルシンキ行きで出た機内食は美味しかったんだけど、こっちの機内食はすごくマズかったですね。まあ全部食べたけど、とにかくマズい。残すのが嫌だったから塩こしょうをかけてチート、息しないで口のなかに詰め込んだんだけど、周りのヨーロピアンは普通にパクパク食べていました。これが文化の違いってやつかと感じた次第であります。


シャルルドゴール空港に到着してから、パリ市内に出るにはRER(エール・ウー・エールと呼ばれるフランス国鉄)を利用しました。バスと迷ったんだけど、RERのほうがちょっと安い。それにバスに乗ったところでホテルまではどのみち電車に乗ることになるので。

券売機で知ってる風にクレジットカードで切符を買おうとしたけど失敗。後ろに行列を作ってしまいました。今思うと、クレジットカードの決済OKボタンを押し間違えてキャンセルボタンを押していましたね。おしい。(旅が終わる頃には券売機でも切符を買えるようになりました)


飛行機ではあまり寝なかったので、RERに乗った時点でほぼ22時間くらい起きっぱなし。眠さと緊張感で疲労はMAXでした。電車は帰宅時間ドンピシャだったのかかなり混んでました。大きなスーツケースを混雑した車内にドーンと置いて、日本だったらジロジロみられるんだろうけど、フランス人は慣れているのか、他人を気にしないのか、まあみんなナチュラルに避けてくれました。あと目の前に座った人が、スキンヘッドだけどスキニージーンズをブーツインしてアーミーシャツにストールみたいな感じでオシャレだった。

RERからメトロへの乗り換えって改札でなくてもいいんですけど、改札くぐっちまいました。さらにRERの改札の目の前にメトロの改札があるにも関わらず、それに気がつかずメトロの改札を探して街を彷徨いました。40分くらい。あのときの孤独感と眠気、そして重い荷物ね。なんで俺いまここに存在しているんだろうって、ちょっとパリ来たこと後悔してたよね。


で、まあなんとか無事ホテルに到着して、その日は速攻で寝ました。



ホテルはこんな感じ。
バスタブなし。コンセント1個。セキュリティーボックスと冷蔵庫は壊れていて使えない。壁はとても薄く、隣の部屋の携帯の通話とかテレビの音とか丸聞こえ。インターネットが各部屋で使用可能っていうのが決め手で選んだホテルだったんだけど、回線速度はかなり遅め。朝食は別料金で鬼高い。1日だけ朝食をオプションで追加したんだけど、やる気のない黒人女性がパン3切れと煮詰まったコーヒーを持ってきて終了。フランスは物価が高いとはいえ、これで10€(1100円)はさすがにボッタクリ。

ネガティブに書いてるけど、総合的には朝食以外は「普通」でした。
ベッドメイキングとバスルームは毎日キレイにしてくれていたから、とくに嫌な思いはしませんでしたね。

というわけで、なかなか美術の話にはいりませんね。先行き怪しい。

パリ1

パリから帰ってきてからちょっと時間は経ってしまいましたが、やっと余裕が出てきたのでブログをアップしていきますね。

今回Finnair(フィンランド航空)を利用してフランスまで行きました。
理由は到着までの時間と価格のバランス(「直行で高い」と「乗り継ぎに時間かかるけど安い」の中間くらい)、マイルがワンワールド(JALに加算できる)、なんとなく洗練されたイメージ(本当にイメージです)、ムーミン(ムーミンみたいな有名キャラ使ってるなら信用あるでしょ的な)、と漠然としたものです。

行きは羽田空港→関西空港→ヘルシンキ空港→シャルルドゴール空港と乗り継いだんですが、羽田空港のチェックイン時刻がウチからだと始発の空港行き高速バスに乗っても微妙…ということで念には念を入れて京急蒲田のビジネスホテルに前日から1泊しました。さらに調子のって夕食にイタリアン的なものを食べたので意外なところ出費がかさみました。んー、でも今回で羽田から乗り継いで国際線に乗るときの勝手がわかったので、つぎは始発バスに乗って急いでチェックインすれば大丈夫だと思いました。


関西空港の出発ゲート。ここで3時間弱の乗り継ぎ待ち。今回の旅行にはMacBookを持参したおり、近くに無線LANスポットがあったから暇はしなかった。



で、ヘルシンキ空港(正式名称はヘルシンキ・ヴァンター国際空港)で乗り継ぎの際の検査待ちになんとなくiPhoneで撮影。ヘルシンキ空港は免税店がいろいろあって楽しげ。でも入国検査で人が並んでいて、けっこう出発時刻ギリギリだったから焦った。

オランダのスキポール空港でも思ったけど、空港の色使いってオシャレですよね。
サイン計画といいますか、やっぱり色々な国籍や言語の方が使用しますから、デザインやシステムがとてもわかりやすい。空港ってデザインの宝庫です。自販機やトイレなんかも日本とは違う作りで興味深いですよね。

まだ到着していませんが、とりあえずここまで。(え?)

ベルサイユ宮殿 村上隆

いまパリにいます。あと数日で帰る予定です。
おもな目的はカルティエ財団現代美術館で行われている北野武の個展をみることです。
到着した翌日にすでに見ました。
パリで見ることができてとても良かったと思いました。

でもカルティエ財団現代美術館って写真撮影できないんですよ。なのであまりブログ向きの記事にならないという…。まあ、またパリでみてきたものについてはぼちぼちアップするとします。

とりあえずベルサイユ宮殿に行ったら村上隆の作品が一部展示されていました。まだ正式なオープン前なのでこれからどうなるかはわかりませんが、みることができてラッキーでした。パリ行きを決めたとき、日程の関係で北野武にするか村上隆にするか迷ったんです。北野武の個展が終わったあとにベルサイユ宮殿での村上隆の展示が始まるのでどっちをみようかなあ、と。キタノとムラカミ、別段「誰でもピカソ」が好きなわけではないけど(というかほとんど見たことはない)、村上隆も北野武も日本で個展を見られる機会は今のところないし、海外で日本人の作家をみるとまた違ってみえたりするんですよね。

まあ、そんなわけで自分の休暇日程の都合もあって北野武の個展をみることにしたんですけど、村上隆の作品がすでに置いてあったのはサプライズでした。まだ準備中のところもあったけど、とりあえず展示風景はこんな感じです。写真が微妙なのは勘弁してください!























ベルサイユ宮殿は日曜日ということもあって鬼のように混んでました。

この展示、アート・ファンからすれば「クール!」、その他98%〜99%くらいの世界中からの観光客にとっては「なんだこれ?」、そんな反応でした。じっさいあんま写真を撮ってる人はいませんでしたね。結構目立つ場所にドーンって感じなんですけど、記念撮影してる人の姿は数人。熱心に写真撮ってたのは自分と、若干オタクっぽい白人の女の子くらいかも。まだオープン前ということもあってほとんどの人は村上隆の作品をみるためにきているわけではないから、そんなもんかもしれません。

イメージとしては龍安寺の石庭や、三十三間堂の仏像に混ざってジェフクーンズの作品が飾ってあるような感じです。自分にはどう捉えていいのかわからないところもあった。いや、だって初めて訪れたベルサイユ宮殿のデカさに驚いたので…。何度かベルサイユ宮殿に足を運んでる人なら素直に面白がれると思うんだけど。

個人的に「ベルサイユ宮殿で村上隆が作品を展示する」って聞いたときは、以前にジェフクーンズが同じくベルサイユ宮殿で展示をした写真をみたことがあったので「マジで!スゲー!」って思ったんですが、実際みてみると「ああ、あるなー、村上隆だなー」って。「おお…」とは思ったけど、思ってたよりは感動しなかった。

ベルサイユ宮殿で展示をすることにものすごく意味はあるけど、実際見てみると「まあ、そうか、うん…」って。展示されていた立体作品が、いつもどおりの村上隆ぽかったから驚きも少なかったのかもしれません。いくつかの作品はガラス?アクリル?のケース付きだったのも気になってしまった。

ま、これはまだ正式なオープン前の展示空間をみて思ったことですし、あくまで個人のいち感想として捉えてください。でも、やっぱ実際自分の目でみることは大切ですよ。それは以前GEISAIに出たりしても思ったけど。いくらメディアが詳しく情報を伝えたとしても、実際自分でみて自分で考える、それは重要だなと。


自分も現地で見てなかったら、たぶん来月か再来月あたりの美術手帖で美しい写真と賞賛するテキストを読んで「マジヤベー」って思ってただろうし。じっさい見てみると、一歩引いたというか、まあ冷静にみてしまったというか。逆に、この感想を読んで「実は観光客にはあんま注目されてないらしいよ…」って言うのも違うと思うし。



村上隆は雑誌の表紙もなってます。
ほかにも作品の写真が表紙になってた気がする。



…という感想でした。
パリまじで面白いです!