ベルサイユ宮殿 村上隆

いまパリにいます。あと数日で帰る予定です。
おもな目的はカルティエ財団現代美術館で行われている北野武の個展をみることです。
到着した翌日にすでに見ました。
パリで見ることができてとても良かったと思いました。

でもカルティエ財団現代美術館って写真撮影できないんですよ。なのであまりブログ向きの記事にならないという…。まあ、またパリでみてきたものについてはぼちぼちアップするとします。

とりあえずベルサイユ宮殿に行ったら村上隆の作品が一部展示されていました。まだ正式なオープン前なのでこれからどうなるかはわかりませんが、みることができてラッキーでした。パリ行きを決めたとき、日程の関係で北野武にするか村上隆にするか迷ったんです。北野武の個展が終わったあとにベルサイユ宮殿での村上隆の展示が始まるのでどっちをみようかなあ、と。キタノとムラカミ、別段「誰でもピカソ」が好きなわけではないけど(というかほとんど見たことはない)、村上隆も北野武も日本で個展を見られる機会は今のところないし、海外で日本人の作家をみるとまた違ってみえたりするんですよね。

まあ、そんなわけで自分の休暇日程の都合もあって北野武の個展をみることにしたんですけど、村上隆の作品がすでに置いてあったのはサプライズでした。まだ準備中のところもあったけど、とりあえず展示風景はこんな感じです。写真が微妙なのは勘弁してください!























ベルサイユ宮殿は日曜日ということもあって鬼のように混んでました。

この展示、アート・ファンからすれば「クール!」、その他98%〜99%くらいの世界中からの観光客にとっては「なんだこれ?」、そんな反応でした。じっさいあんま写真を撮ってる人はいませんでしたね。結構目立つ場所にドーンって感じなんですけど、記念撮影してる人の姿は数人。熱心に写真撮ってたのは自分と、若干オタクっぽい白人の女の子くらいかも。まだオープン前ということもあってほとんどの人は村上隆の作品をみるためにきているわけではないから、そんなもんかもしれません。

イメージとしては龍安寺の石庭や、三十三間堂の仏像に混ざってジェフクーンズの作品が飾ってあるような感じです。自分にはどう捉えていいのかわからないところもあった。いや、だって初めて訪れたベルサイユ宮殿のデカさに驚いたので…。何度かベルサイユ宮殿に足を運んでる人なら素直に面白がれると思うんだけど。

個人的に「ベルサイユ宮殿で村上隆が作品を展示する」って聞いたときは、以前にジェフクーンズが同じくベルサイユ宮殿で展示をした写真をみたことがあったので「マジで!スゲー!」って思ったんですが、実際みてみると「ああ、あるなー、村上隆だなー」って。「おお…」とは思ったけど、思ってたよりは感動しなかった。

ベルサイユ宮殿で展示をすることにものすごく意味はあるけど、実際見てみると「まあ、そうか、うん…」って。展示されていた立体作品が、いつもどおりの村上隆ぽかったから驚きも少なかったのかもしれません。いくつかの作品はガラス?アクリル?のケース付きだったのも気になってしまった。

ま、これはまだ正式なオープン前の展示空間をみて思ったことですし、あくまで個人のいち感想として捉えてください。でも、やっぱ実際自分の目でみることは大切ですよ。それは以前GEISAIに出たりしても思ったけど。いくらメディアが詳しく情報を伝えたとしても、実際自分でみて自分で考える、それは重要だなと。


自分も現地で見てなかったら、たぶん来月か再来月あたりの美術手帖で美しい写真と賞賛するテキストを読んで「マジヤベー」って思ってただろうし。じっさい見てみると、一歩引いたというか、まあ冷静にみてしまったというか。逆に、この感想を読んで「実は観光客にはあんま注目されてないらしいよ…」って言うのも違うと思うし。



村上隆は雑誌の表紙もなってます。
ほかにも作品の写真が表紙になってた気がする。



…という感想でした。
パリまじで面白いです!

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