金沢21世紀美術館「ペーター・フィッシュリ ダヴィッド・ヴァイス」


金沢21世紀美術館に行きました。

「ペーター・フィッシュリ ダヴィッド・ヴァイス」展。この名前の覚えられなさは「ジャネット・カーディフ & ジョージ・ビュレス・ミラー」級。先日観たばかりの展示なのに、すでに名前が思い出せないので、このブログ書き始めた2秒後にはgoogle先生に「ペーター 金沢」とか聞いてる始末です。

ペーター・フィッシュリ ダヴィッド・ヴァイスといえば、個人的には猫がミルクを飲んでいる映像作品「子猫」の印象が強いです。

数年前に(確か森美術館で)観たとき、「なんで猫がミルクを飲んでいるだけで作品になるんだろう?」って考えさせられた記憶がある。
ミルクを飲む子猫の映像が会場内に分散されて展示されていて、映像自体にとくにオチはない。
かわいいし、展示の仕方も面白いんだけど、本当に猫がミルクを舐めているだけの映像。当時「こんなんで作品になるのは、現代美術は見せ方の方法の問題なのか?」とも思った。


今回の展示で、代表作の「事の次第」のfull.ver初めて観ました。
現在ではピタゴラスイッチなどでみることのできる表現ですが、いまみても衰えることなく新鮮です。
時間も30分以上。すごい長くてビックリした。


(上の動画はショートバージョンですが、いまならyoutubeで原題の「The Way Things Go」で検索すると分割でフルバージョンあがってます。多分アウト。)



あと、インスパイア系で英国HONDAのCM。自分が大学に入った年にちょっと話題になった。
あまりに似すぎているため一時期、ペーター・フィッシュリ ダヴィッド・ヴァイスが英国HONDAを訴訟するしないって話があったそうです。
(ってたまたま見つけたこのブログに書いてあった。)

金沢の展示では、いちばん最後に展示してあった「質問」という作品が心に染みたけど、言葉じゃどうにも説明できないので観れなかった人は残念でした!(説明放棄)


余談だけど金沢21世紀美術館の初代館長の簑豊さんは著書超・美術館革命
『大きな石ころが一つ転がっていて、そこに「作品A」とか「無題」という題が付けられていたら、取りつく島もない。作者は「解る者は解る」とか「見る者の解釈次第」とか思ったいるのかもしれないが、禅問答みたいな無愛想な態度では一般の人に敬遠されて当然だろう』
と書いており、そのような発言は同書の中で繰り返し出てきます。
(現館長は秋元雄史さんという地中美術館の元館長だった方です。)

って、そういう意味で「子猫」「グレイ・スカルプチャー」シリーズとか見た目はキャッチーだけど、そこに明確な答えがあるわけでもないし、禅問答的なところもありそうでちょっとキワドいなって思ったりしました。

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