2011 年 11 月

G8「野田凪展」 ggg「100gggBooks 100Graphic Designers」



G8で「野田凪展」、gggで「100gggBooks 100Graphic Designers」をみてきた。
(「野田凪展」は11/18まで。「100gggBooks…」は会期終了)


ggg「100gggBooks…」はノダナギ展のついでに行っておこうと思っただけだった。
事前に入手したフライヤーをみると、著名なデザイナーの名前はたくさん書いてあれど寄せ集め的な雑然とした展示なんだろうなと。
それにgggBooks刊行100号を記念した、いわば販売促進のための展示だと思っていたから、そこまで期待はしていなかった。

実際に足を運んでみると、会場は予想よりもだいぶスッキリとまとめられていた。
(スッキリといってもいつものgggみたいな感じです。)
月並みな感想ですが、有名なポスターが一同にみることができて良かった。

会場には数台iPadがおかれていて、それにはgggBooksの電子書籍版がダウンロードされていた。
展示用として特別に電子書籍化してるのかと思ったら、どうやら電子書籍版を販売し始めたらしい。

電子書籍版は1冊500円ということで、ふつうの書籍版にくらべればかなり割安。
いままでgggBooksは値段の割に内容に乏しく割高だと感じていたので、ダウンロードした端末でしか閲覧できないというデメリットはあるにせよ、気に入った作家を10人ぶん購入しても5000円で済むのなら許せる範囲かな…?
講師がiPadにgggBooksをダウンロードして指導したら超オシャレじゃね?みたいな。
(でもダウンロードした端末でしか読めないっていうのは、端末がダメになったら読めなくなるのかな?ちょっとよくわからない)


gggBooksのような、そもそもがアーカイブ目的の書籍ならこういったデータ化は合理的ですよね。検索しやすい。
ぎゃくに、ペラペラめくってインスピレーションを期待するなら、いままでみたいな紙の書籍のほうがいいのかなあとか。

予備校でみているとさいきんはケータイやiPodに資料のデータをいれて持ってくる学生が多い。
使いたい資料をピンポイントで持ってくるなら良いんだけど、やっぱデジタルデータはランダムアクセスしにくいところがクリエイティブじゃないのかなー、とか。やっぱ紙のほうが、ある程度のおおきさでザーッと全体を見渡すのには便利なんだよね。

でもこのさき10年後20年後、これまで紙媒体が担ってきた本という分野のデジタルとアナログの棲み分けはどうなっていくのか興味あるし、いまこの文章書きながら、もはや「紙の書籍」という言い方をする時代が来てしまったのかと感慨深い。


時代についていかなければならないということで、職場の経費でiPadとgggBooks全部買ってくれないかな。
それで多摩美やムサビも、入学者優秀作品とか全部デジタルデータ化しちゃえばいいんだ。そうすればいちいち重いファイルや本を持ち歩く必要がなくなるし、大学も経費が削減できるのに。


字数が増えたのでノダナギ展は次回。