2012 年 10 月

最近みた映画


最強のふたり。
パリに旅行すると黒人がたくさんいて、いったいどういう暮らしをしてるんだろう?って思ってた。この映画を見てなんとなくわかった。面白かった。でも「最強のふたり」って邦題は好きになれない。




まどか☆マギカ劇場版の前編後編。リンク先はkalafinaが歌うマミさんのテーマですけど。
テレビ版ぶりにみたら音と映像のクオリティがあがりまくってて前編は震えた。当時は震災とリンクするようなところもあってある意味では冷静に見れなかった部分もある。でも、あらためて見るとやっぱ名作だろ!って思った。エンディングのMagiaとかクソやばい。テレビでみたって人もぜったいに劇場版を劇場でみるべき。

後編はあんま変わってなかった。ほむらの台詞とか印象的すぎて、感動的なシーンでも吹いてしまう。やや間延びした印象。後半の公開をすこし遅らせてもう少し詰められたら揺るぎない名作になったはず…!でもまあ面白かったし、予告みれたからいいや。一週間で後編を公開ってのも斬新だった。




桐島、部活やめるってよ。これは期待通りの面白さ。
単純な青春群像劇として楽しむことも出来るし、物語の構造を分析したり、元ネタでフフッとできたりできる。説明しすぎてないところがいい。なにより神木隆之介や橋本愛をはじめとする俳優たちがみんな魅力的だった。じっさい仕事の現場で本物の高校生をみてると俳優の見た目がみんな大人すぎてちょっと無理あるけど…..。



11月はエヴァQは当然として「悪の教典」がちょっと面白そう。




ロンドン3

滞在2日目の夜はロンドンで働いているはっしーと野沢さん(もしかしたら漢字が違う可能性ある)のお世話になりました。



A.P.C.の店の前がなんだか盛り上がってた。そしたらはっしーが関係者でもないのにしれっとコロナビールを貰ってきてくれた。あとから調べたらちょうどA.P.C.とNIKEのコラボレーションしたスニーカーの発売前日で、これはそのスニーカーの先行販売とパーティーだったらしい。




で、ビールを飲んだ後フィッシュ&チップスをはじめとした、これぞイギリス料理!って感じのお店に案内してもらった。この彩りのなさ!!でも味は美味しかった。ふたりには感謝してもしきれない。ふたりとも僕より年下なのにロンドンでしっかり働いててすごい。

ロンドン2



テートモダンで売ってたオラファーがデザインした太陽光の充電式ライト。
単なるグッズとして売っているだけではなく、夜の暗い美術館をこのライトで照らして作品を鑑賞しよう、みたいなイベントをしてるらしかった。是非参加してみたかったのだけど、自分の滞在日程と合わず断念。残念。でも、面白い試みですよね。



こんな感じでプロジェクトのためのブースが設営されていた。



以下、このブログ(クーリエ・ジャポンの編集ブログ)からコピペ




Little Sun”とは、電気のない生活を送る16億人の発展途上国の人々のために開発された可愛らしい太陽の形をしたソーラーパネル付きランプのアート作品です。ランプは小型で持ち運びやすく、昼間に太陽に5時間あてて充電したら、5時間“Little Sun”ランプを使うことができます。子供たちの勉強にも役立ち、天井や壁にぶらさげたりして家庭内や仕事でも安全でより快適に使われているそうです。

Little Sun”ランプはテート美術館に7月28日から毎週土曜日の夜(22時~)2時間だけ館内の電気が全て消されたときに、ギャラリーの作品の照明として展示されます。またランプは10ドルで購入することもできるとか。訪れる人たちに太陽光発電、地球規模エネルギーのことや日常生活のエネルギー消費について考えてもらいたいとのことです。

ロンドン1



テートモダンでダミアンハーストの展示。
個人的にいちばん興味があったダイヤモンドで装飾された頭蓋骨の作品「神の愛のために(For the Love of God)」の展示期間が過ぎていたため、展示自体にはそこまで期待しないでテートモダンを訪れた。

ハーストの展示自体は、まあ…..という印象。
「母と子、分断されて(Mother and Child, Divided)」に代表されるようなホルマリン漬けのシリーズとか、ガラスケースの中でハエが産まれては死ぬ作品「一千年(A Thousand Years)」、展示室の中で蝶が放し飼いになってる作品なんかは「おお」と思ったものの、想像通りというか、やはり期待を上回ることはなかった。

これまでに数々の雑誌で見てしまった作品だからか、発表されてからすでに20年あまり経つ作品だからかはわからないが「すでに過去のもの」という印象だった。でもこれは展示空間の問題もあるかもしれない。だだっぴろいホワイトキューブのなかに勿体ぶって展示するようないかにも現代美術的な展示空間ではなく、テートモダンは茶色の木の床で、それぞれの作品自体の距離も近かったように思える。



スムージーが美味しかった。

ggg「寄藤文平の夏の一研究」

1ヶ月くらいまえ、gggで「寄藤文平の夏の一研究」をみた。
大人たばこ養成講座」や「東京メトロ」のマナーポスターでおなじみのイラスト。

会期ギリギリで、時間もあまりなかったからこの展示に行くかどうか迷ったものの、なんとか仕事が始まる前に滑り込むことができた。

絵柄はとてもポップだけど「研究」と銘打ってあるように、内容は真摯にとりくまれたデザイン研究だった。


とくに地下階の装丁の研究は、デザイナーの試行錯誤が可視化されていてとても面白かった。

ふつう本の表紙は、最終的に出来上がって世に出る作品はひとつだから、採用されなかったアイデアは人目には触れることはない。でも、この展示では、その数十種類のアイデアを全部カタチにしてコメントとともに展示してる。そして、どれがいいか観客が投票までできるようになっている。

我々が没案をみる機会はなかなかないから、デザイナーの思考過程をみているようで、とても興味深かった。展示の様子はこのサイトがわりと詳しい。




あと21_21で「田中一光とデザインの前後左右」もみてきた。
田中一光のポスターや装丁がどーん!というわかりやすい感じではなく、資料等から多角的に考察していくような展示だった。

ほんとうにこの人の功績は大きい。現代の大御所デザイナーたちはみんなまず田中一光ありきという感じにみえる。和というものをとても上手にグラフィックデザインに落としこんでいる。

個人的に印象深かったのは、昔の無印良品のプロダクトが並んでいたところ。見慣れてないからか、それとも今より品質がいいのかわからないが、とてもかっこ良かった。再販してほしいなと思った。

どちらかといえば「感じる展示」ではなく「読む展示」なので、けっこうデザインの基礎知識を要求されるかも。