チューリヒ

ケルン①

チューリヒの街を歩くのにも疲れたからホテルに戻ってスーツーケースをピックアップ。
でも夜行列車まではまだまだま〜だ時間があったから、ロビーの喫煙室で日本から持ってきたソース焼きそば食べつつインターネットしてました。


インターネットにも飽きたから早々に駅に向かって、こんどは待合室に座って人々の様子を眺めるなど。ハイスクール帰り(?)みたいな悪ガキ風の少年少女がたむろしててうるさかった。男はB-BOYスタイルにナイキのスニーカー、女の子もスキニーパンツにやっぱりナイキ、みたいな。なんか友達が来るたびにハイタッチしたり、イチャイチャしたり、駅のコンセントで代わる代わるスマホを充電したり、っていう。


銃持った警備員がウロウロしてるから治安が悪いってことはないんだろうけど、これまでのスイスっていうと綺麗、上品、清潔みたいなイメージがあったから、こういういかにもヨーロッパの悪ガキみたいなのもやっぱりいるんだなーって新鮮だった。


で、やっと夜行列車が到着。


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あまったスイスフランを使って駅のパン屋でビールとウインナーを挟んだパンを買って乗車。いきなり靴下脱いで横になってます。


日本でチケットを取るとき、さいしょ節約のため3人でシェアする部屋にしようかと思ったんだけど、なんとなくやっぱり1人部屋がいいかなーと思って、結局3人部屋を1人で使うプランの切符にした。それは正解でしたね。なぜならすごい狭かったから。あんなところでみずしらずの外人と3人で過ごしてたら気が狂う。


逆にひとりで使用するとなると快適そのもの。
洗面台も広々使えるし、スーツケースも広げられるし。
共同のシャワールームもちゃんとお湯が出て水圧も十分。
夜行列車に乗るのなんか30年ぶりだけど楽しかったなー。
けっこう熟睡できたと思う。


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朝5時過ぎ着で途中駅だから寝過ごしたらどうすんの?って思ってたけど、朝になるとちゃんと常務スタッフがドアをノックして起こしにきた。
そして朝食も運ばれてきた。
ヌルめのコーヒーとパサついた冷たいパン、ジュース。それでも旅の特別感から美味しく感じるもんです。



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そんなこんなで朝ケルン。午前5時20分くらい。

チューリヒ③

チューリヒ美術館を出ると雨が降り始めてました。
大粒ではないにしろ、霧雨のようにまとわりつく感じ。
ちなみにこの旅行、ヴェネチア、ミラノ、チューリッヒと移動してきましたが、まだ晴れ間をみてません。

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とりあえず街を散策。
このお店は生計立てられてるのかなー、みたいなギャラリーやら個人商店やら。美術館同様、どのお店も高級そうとかじゃないんだけど、店構えとかピシッとして上品。



まだまだまだ電車まで時間があるので、とりあえずトラムを乗り継いでル・コルビュジェ・センターへ。


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そしたら改装中で閉館してました。人の気配もないし、雨だし、風もあるし、まじ凹んだ。もう写真撮るのも面倒だった。
ル・コルビュジェ・センターで画像検索すると晴れてて暖かそうですっげえ綺麗な写真がたくさん出てくる。


それで帰り道の途中にテキスタイルを扱う美術館があるというので、歩いていく。

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まあ、あったはあったし、入っても良かったんだけど、このときすごい疲れてたんだよね。天気悪くて、コルビュジェセンター閉まってて。だから外観だけ確認して入らなかった。いま考えるとちょっともったいなかったかな。


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トラム駅まで歩いて行く途中のコンサートホール?の前にあったポスター。かわいい。建物の色もそうだけど、街全体はけっこう彩度低め。曇ってるのもあって重い街並み。でもそこに黄緑とか赤といった彩度の高いレインウェアを着た人が歩いてるっていうね。


チューリヒはとにかく疲れたかなー。
駅から少し離れると、コンビニもカジュアルなカフェも発見できなくて休憩できなかったり、夜はすぐ閉まって食料を買うのも一苦労。ホテルをチェックアウトした後、22時過ぎ発の夜行列車に乗るために時間潰すのが大変だった。


チューリヒ②

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ホテルの朝食。
もはや一人部屋ってだけでこの旅行のなかでは良いホテル。さすがスイス、朝食のパン、ハム、チーズの種類が豊富でどれも美味しかった。日本だとなかなか食べれないから時間をかけてたくさん食べてしまった…。海外のホテルでドライフルーツが出ることは珍しくないけど、やたら大粒のドライフルーツでテンション上がった。



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とりあえずホテルから徒歩数分のところにあるチューリヒ美術館。企画展はミロ。入館料は当時のレートで3000円くらいだったかなー。さらにクロークを使うのに500円くらい払った。財布を出すたびに歯を食いしばってる。そしてそのあと地下にコイン返却式のロッカーを見つけてショックだった。


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ミロって聞くと、飲み物のミロのCMで「ミロ!」「ミロオレ!」「ミロ!」「ミロオレ!」っていうのをいまだに思い出す。27年前のCMだそうです。おっさん乙!そして今調べたらそのCMの企画はポリンキーやピタゴラスイッチで有名な佐藤雅彦氏だとのこと。この人の永遠に記憶に刷り込ませる技術ちょっとヤバすぎない。


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ものすごくクリーンな美術館。心地いい。


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チューリヒは平均所得かなり高いと思うんだけど、でも美術館の入場料で2500〜3000円でしょ。んで、サンドイッチ1000円、エビアン500円。税金とか生活費とか含めて普段どういう生活をして、そしてこの美術館を訪れている人たちはどういう層の人たちなんだろってすごい不思議だった。






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常設はトゥンブリーが充実。とくに彫刻が置いてあるのはなかなか珍しいんじゃないでしょうか。アスティエの食器みたい。



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トニークラッグのサイコロの彫刻のシリーズはこの数週間前に名古屋で見てます。名古屋とチューリヒのシンクロニシティ(?)


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ポルケ、キーファーの作品もぼちぼちあったかな。ポルケとか日本でぜんぜん見れないよねー、ていうか海外でもボチボチしかみたことない気がする。どこが充実してるんだろ?一番下のはレベッカホルンの彫刻。


高級感とはまたちょっと違って、とても清潔感があって心が落ち着く美術館だった。物価の高ささえ気にならなければ…。

チューリヒ①

ミラノから電車でチューリヒ。
チューリッヒ?ていうか、英語の発音だとズリックですね。ドイツ語でチューリッヒという発音らしい。イタリアではズリックのほうがスッと通じた気がします。自分の発音の問題かもしれないけれど。


旅の計画を立てた当初はスイスに立ち寄る予定はなかったんだけど(スイスフランが高かったし、日程がせわしくなるから)、次の目的地であるケルンまで一気に電車で行こうとすると、チューリヒでかなりタイトな時間の乗り継ぎをしなければいけなくなる。電車が遅れた場合、乗り継ぎまちをしてくれるのかどうかもわからなかったし。だから念には念を入れて、観光がてらチューリヒで一泊し、翌日ケルン行きの電車に乗車することに決めました。


先に言っておくと、電車が遅れた場合きちんと接続待ちをしてくれるぽかったので、念を入れてチューリヒで一泊することもなかったです。まあ、いいんだけど。


⬛︎


ミラノからチューリヒ行きの電車に乗りこむまえ、レシートだけ日本で印刷して持ってきており、肝心なeチケットを印刷するのを忘れていました。

それでもiPhoneからバーコードを表示するとか、券売機にメールで送られてきた発券番号を入力して手に入れるとか方法はいくつかあったんですが、wifi回線の調子が悪く、どちらの方法もなかなか上手くいかず、eチケットを手に入れるまで四苦八苦した記憶が鮮明にあります。1時間くらい。でもどうやってチケットを入手したのかは忘れました。もしかしたらレシートだけで乗車した可能性もある。とにかく忘れた。なぜならそれが関係なくなるくらいショックな出来事があったから。


とりあえず電車に乗り込んで、指定された座席で車内検札を待っていると、車内検札の兄さんがやってきました。とりあえずレシート?eチケット?を見せると、イタリア語で何か言ってきました。イタリア語はさっぱりわからないので「?」って反応をすると「英語はわかるか?」って英語で聞いてきました。


「少し、」って答えると、「これ、昨日の日付」って言われて「マジで?!」って。
この電車のチケットを取ったの日本出発1日前の深夜で朦朧としていたんですよね…。いやー全然気づかなかった。そもそも日付が違うなら、あのミラノの駅で苦労したのはなんだったんだって思ってすごくウンザリした気分になった。


んで、「お金持ってる?」「クレジットカードしかないよ」「そこに座ってて」的な会話をして、追加料金払うのかなーとかドキドキしながら待てども誰も来ず。あ、これ払わなくてもいいやつかな?イタリア人適当そうだし!って思ってたらカードリーダーを持ったおじさんがやってきて、しっかりクレジットカードで払わされた。40ユーロくらいかなあ?チーン。ショック。


⬛︎


しかし、これだけで話は終わりません。
イタリアの国境を越えてスイスに差し掛かると電車の管轄が変わるらしく、チケットの管轄もイタリアとスイスで異なるようです。イタリアからスイスまで乗り換えることなく同じ車両に乗っているにもかかわらず。


つまり、スイスに入国した時点でまたチケット買わされました。
スイスに入国したら、あらためてさっきとは違う車内検札の人がやってきて、さっき買わされたチケットを見せたら「これはさっきの駅までのチケット」って…。


そう、さっき車内で買わされたのはあくまでミラノからイタリアの終着駅までの切符。そこからチューリヒまでのぶんは含まれていませんでした。結局これが100スイスフラン以上、当時のレートで14000円くらい払った気がする。そんなわけで車内で計20000円払いました。ちなみに日本で買ったミラノ→チューリヒ間のチケットはわずか4000円。結局、計24000円払うことになりましたね。無職でお金ないからホステル泊まったりご飯も節約してるのに…。ショックすぎてずっと放心状態だった。


ミラノの駅を出発する時点からずっとチケットやなんやかんやで気が休まらず、最終的に自分の凡ミスで余計な出費をしてしまい、この区間はマジでやってられなかった。まあ、ヴェネチアでロレックス戻ってきたからいいじゃん、って自分に言い聞かせて気を保ってたけど…。


⬛︎


で、傷心状態でチューリヒに到着すると、街はすっかりクリスマスムード。
駅ではクリスマスマーケットも開催されてとても賑やかな雰囲気。しかし家族や恋人だらけで孤独感は増すばかり。そして案の定、物価は高い。パンにソーセージが挟まったやつで1000円みたいな。さっきの出来事で財布の紐も固くなっていたので、人々の楽しそうな姿を眺めながらおとなしくトラムに乗ってホテルに向かいましたとさ…。


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ヨーロッパのクリスマスはなんかかわいい