バーゼル

シャウラガー

バーゼルの美術館といったらここじゃないでしょうか。シャウラガー。
なんでも「ラガー」というのは「倉庫」を意味する言葉だそうで、普段は収蔵庫や研究目的で使用されている施設だそうです。そんなわけで1年のうち4ヶ月ほどしか一般公開しておらず、今回初めて訪れたにもかかわらず入場できたのは運が良かったですねー。

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路面電車を降りると目の前にドーンって感じです。
変哲もない道路に突如として鎮座する一風変わった建築は、ちょっと異様な光景でした。(Schaulagerで画像検索すると、建築の全体像がわかります。自分の撮った写真より圧倒的に美しい写真がでてくるのが悲しいところ。)


中央の入り口から入って、ちょっと下がった半地下がいわゆるグランドフロア(0階)。そこにミュージアムショップやチケット売り場がありまして、地下に向かって展示施設が広がっています。上層階は倉庫として使われているっぽかったです。平日の夕方、お客さんは自分以外にほとんどいませんでした。


で、お約束通り館内写真撮影禁止です。
シャウラガーの地下のスペースで展示されていた、Robert Goberという作家の作品が面白いなーと思ったら、ちょうどその後訪れたニューヨークのMomaで回顧展をしていた。なんというか同時期にアメリカとスイスで同じ作家の作品をみるというのは体験として貴重でした。momaのほうは展示作品が多い割にちょっと微妙な内容に思えたので、先にこっちで見ておけたのは良かったです。なんか展示室に階段があって、滝のように水が流れてるの。


下記映像の1分44秒〜がその作品です。




企画展でやっていたPaul chanという人の作品は…割愛。これも個人的には微妙な作品が多かったけど、8bit的な表現で荒廃した世界が描かれている、ループするアニメーション映像が面白かった。


ダイナミックな空間に対して展示作品はちょっと物足りなくも感じなくはなかったんですが、建築がとても面白かったので満足しました。





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バーゼルで泊まった個人経営のB&B。
ヴァネッサという明るく気が強そうな枯れた声の女性が経営しています。
ひとりなのにツインベッドなのが悲しいところ。
でもとってもかわいい猫ちゃんが3匹いたり、朝食も飾らない感じで充実していたり、落ち着いた雰囲気でした。夕飯はミニバーでビールを買って、日本から持ってきたカップラーメンを食べて終了。ま、一人旅なんてこんなもんです。

バイエラー財団美術館

10月のニューヨークから一転、また9月のヨーロッパ旅行の記事に戻ります。
こうしたほうが色々行ってるっぽい人に見えるでしょ…。
あと時系列に並べようとすると疲れちゃう。


パリからリヒターの展示を見るためにバーゼルへの1泊旅行。
どうせなら2泊くらいしたいなとも思ったんだけど、物価が高いから1泊にした。結果的には1泊で良かった。観たいものはだいたい観れたし、本当に物価が高かった。何を買うにしても日本の倍くらいの感覚で歯ァ食いしばりながら旅行してたね…。


リヒターの個展は2年前にパリのセンター・ポンピドゥーでもみたんだけど、そんとき作品とのツーショット自撮り写真を撮り忘れちゃったんだよね。別に作品とツーショットをとる趣味はないんだけど、なんか撮っておきたかったなーってモヤモヤしてた。だから今回スイスまで足伸ばしてリヒターの作品とツーショット撮れればいいなって思ったんだけど、結果から言っちゃうとバイエラー財団美術館は館内写真撮影禁止でした!ので夢叶わず。



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バーゼル駅から路面電車に乗ってバイエラー財団美術館に到着。
当然学生や旅行者はたくさんいたけれど、格好のちゃんとしている、裕福そうな中年の白人が多かった。そして客にも監視員にも黒人がいない。スイスという国の、お金持ちによるお金持ちのためのアッパーな美術館。そんな印象を受けた。ミュージアムショップでマルジェラのスニーカー売ってたし。



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例によってロクな写真はない。
建築はレンゾ・ピアノによるもの。



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リヒター観たあとはカルダーの彫刻を眺めながら庭園ランチ♡とかやりたかった。
こういうとき一人旅はさみしい。
リヒターとかカルダーとか庭園感とか、どことなく川村記念美術館っぽい。かも。



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バーゼルで行われている美術展のポスター、情報量少なくてどれもカッコ良かった!
こういう情報を省いたシュッ!としたポスターは日本じゃ難しいよね…。



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スイスは紙幣からしてカッコいいから仕方ない。(日本の紙幣も違うベクトルでカッコいいけど)



ポンピドゥーの展示よりもバイエラー財団美術館の展示の方が作品も雰囲気も好みでした。