パリ

パリ⑥

あんまり引き延ばしてもアレなんで、その他諸々をまとめて。

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パレドトーキョーの隣にあるパリ市近代美術館ではウォーホルの展示。そのなかでも目玉となる作品は計102点、130メートルにも及ぶ連作。圧巻でした。ここだけ写真撮影可能だった気がする。毛沢東のシリーズもめちゃくちゃ格好良くて写真に収めたかったんですけどねー。



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長き年月に渡る改装期間を終え、再オープンしたピカソ美術館。



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これ、90歳を越えた時の最晩年の作品なんだけど、ヤバすぎない?



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メルシーもクリスマス仕様。
いちおう行くようにはしてるけど、欲しいものあんまないよねここ。
おみやげに1個1ユーロのオーナメントとメイドインフランスのベレー帽を購入。



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荷物にならなくてフランスっぽいものを…ということでラファイエットで買った意味不明な靴下。いちおうメイドインフランスね。日本でも買えるけど。まだ使ってません。



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テロがあってもルーブルはいつも通り、と思ったけどいま写真見返すとやっぱり人、めちゃ少ないっすね。



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日本の半額くらいだからパリに来たら買おうって決めてたL/UNIFORMのバッグ。ドリスの近くに小さいお店がある。店員さんに「日本人はよく来る?」って聞いたら「たくさん来るよ!」とのこと。パリ発として日本で売りたいがため、申し訳程度にパリに本店を作った感じがする。自分で買っておいていうのもなんだけど、女の人に持ってほしいバッグ。



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次はいつ来れるかなあ…。

パリ⑤

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曇り。
ドイツのクリスマスは赤と緑って感じだったけど、フランスは白って感じ。この辺の差も面白い。



んで、ポンピドゥーに引き続きパレドトーキョー&パリ市立近代美術館。周辺の改修工事終わってキレイになってたなー、と思ったけど前回(2年前)訪れたときにはもうすでにキレイになってたような気もする。わからん。

ここも何度か来てるから新鮮味はないっちゃあないんだけど、初めてパリに来たとき右も左もわからないままここのテラスでレモネードを飲んで休憩した思い出が蘇る…。

パレドトーキョーではウーゴ・ロンディノーネの展示がやっていました。N.Y.のニューミュージアムの壁にある作品だったり、横浜トリエンナーレだったり、最近だと横浜美術館展の村上隆コレクション展にも作品があったかな。名前は知らなくとも、実はけっこうみんな目にしてるんじゃないかという作家です。

ロンディノーネは10年くらい前、千葉市美術館で行われていたスイス現代美術展「リアルワールド」ではじめて作品を見た。そのなかでも1999年に発表されたsleepっていう作品が印象的で、木の壁に海辺を彷徨う女性の写真が無数に飾ってあって、音楽が流れてるの。A.P.C.のお店みたいで「なにこれ超オシャレ!」って。インスタレーションにおいて音楽が作る空間の心地よさとか、当時の自分には衝撃だった。こんなBGM的に音楽を使ってもいいんだ、みたいな。

前回の記事に書いたゴンザレスフォルステルとか、ロンディノーネとか、現代美術に興味を持ちはじめた初期に作品を見て感銘を受けた作家の個展をいまこうして海外で見ることができて、点が線になる感覚っていうのを感じている。




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今回は「UGO RONDINONE : I LOVE JOHN GIORNO」っていう展示。セリーヌがサポートしているらしい。なんでも、ウォーホルとも親交があった詩人のジョン・ジョルノ(存命)をテーマにした展示だそう。要はロンディノーネが手がけるジョン・ジョルノの展示ってわけです。ちなみにウォーホルが撮影した彼の寝ている映像のタイトルも「sleep」というらしい。


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入ってまず四方に巨大な壁面投影+無数のブラウン管テレビによるマルチチャンネルなパフォーマンス映像。良かった。


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分厚いポートフォリオみたいのが何冊も置かれた空間に床から天井まで紙が貼られてる。圧倒的物量。


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バーバラ・クルーガーみたいな展示空間。


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最後は展示室内に建てられた小屋のなかで現在(?)のジョンジョルノの映像。
視覚的にも楽しめる部分もあるとはいえ、やはりこの人物像と英語がわからないと、やっぱり入り込めない部分はありますねー。

あと、展示室をウロウロしてたらローラースケートを履いた女の人たちがビラを配りに来た。


他にも作品はあったんだけど、写真を撮ってない…。海外の美術館でシャッター音が出るスマホを使うの忍びなくてさー…。次、海外行くときはちゃんとコンパクトカメラ買うわやっぱ。

パリ④

約1週間ぶりの更新ですねー。
最後まで更新できるように頑張ります!

で、この日はまずセンター・ポンピドゥー。
とりあえずポンピドゥーはパリに来たら絶対に訪れるけど、さいきんはあんまりテンションは上がらないかなー。建築も常設展も古臭い感じがして、レストランは馬鹿高いしカフェは美味しくないし…あんま落ち着かない。そこを訪れる人々を観察するのは好きだけど。


とはいえ今回はドミニク・ゴンザレス=フォルステルの個展が開催されててタイミングが良かった。近年、世界的に注目されている作家です。昨年は京都国際現代芸術祭でも展示されてたみたいですね。

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まあ、予想通り難解でしたね。
インスタレーション主体。ほとんどの作品は視覚的・直感的に伝わる!って感じでもないので、説明がないとなかなか理解できないところがあります。それは決してつまらないってことではないのですが、意味を知ればより深く理解できるのになあ、と。

とうぜんネット社会ですから、その気になればいくらでも情報は出てくるのですが、詳しいこと知ろうとすればどうしても英語です。ここを英語だから読まないのか、頑張って読むのか、まあなかなか試されます。言語の壁を感じますね…。

あ、でもいっこ大掛かりなインスタレーションがあって、それは意味がわからなくても面白かった。入れ替え制の真っ暗な部屋に入ると足元はさらさらとした砂になっていて、その空間で待っているとやがて壁に色とりどりの小さい明かりが灯されて、ナレーションが入るっていう。言葉で説明不可能。

映像作品もあったけど、やっぱり前編見通すのはなかなか気合が必要な感じ…。

でも8年前くらい前に金沢21世紀美術館で観た「安全地帯のアン・リー」っていう作品をまた見ることができて良かった。これすごい記憶に残ってる。2人のCGキャラクターが会話する作品。哲学的で不思議。これ日本語のセリフがあるから、パリで見てると不思議な気分になる。周りのフランス人は理解してないけど、自分は理解できるっていう感覚が。

これはたしか日本で製作されていたけど結局この世に出ることのなかったアニメ?ゲーム?のキャラクターの版権を買い取って製作された作品で、そういうところも含めてどこか物悲しい雰囲気。


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こんなん。
この3DCG黎明期みたいな質感がたまらない。
この画像はテートモダンから。



ポンピドゥーを出て、道端にステーキ肉が落ちてる!と思ったら車でメチャクソに轢かれた鳩の死骸でした。そして、その近くのお店でサンドイッチを立ち食いしながら、長身金髪女性がその鳩の死骸に気がつかずハイヒールでおもいっきり踏んでしまって「クソが!」みたいな顔をしているところを目撃して「あ〜、この感じ、パリだわ…」と思いました。

パリ③

前々回パリを訪れた時にお世話になったフレッドとランチ。

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暗。

てっきり彼の店で食事をするのかと思いきや「あそこは自分にとっては職場でみんな働いてるし、ほかの店で食べるのも勉強だよ」みたいなことを言って、mama shelter(ママ・シェルター)という、フィリップ・スタルクが空間デザインをしたことで有名なホテルに併設されてるレストランに連れてってくれました。

パリ以外にもリヨン、マルセイユ、イスタンブールにあるとのこと。オシャレ感あって話のネタにもなるし、料理も美味しかったのでパリを訪れた際には是非!機会があれば泊まりたいなー。そんなに高くないし。

フレッドが経営するカフェは、前回来たとき1店舗だったのが、いまはパリに3店舗を構えるまでになってました。お金も銀行から借り入れて、ビジネスとして拡大路線を選んだとのこと。前回会った時は彼女が妊娠をしていて出産目前だったのが、今回はもう第二子まで生まれていました。そしてさらに郊外に一軒家も買ったようで、順風満帆。

ちなみに食事代は全額フレッドの奢りでした。


食事をしたあと彼は仕事に向かい、自分はひとりでルイヴィトン財団美術館へ。
メトロの最寄駅からちょっと歩くかな。
パリの中心から送迎バスも出ているようですが。

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ほんと、初見はビビる。


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内部の様子や作品はぜひ自分でご覧になってください。というか、写真貼るの面倒になりました。この時の企画展は映像主体でなかなか写真にも収めにくく。



ひとつだけ触れたい作品は、クリスチャンマークレーの「クロスファイア」っていう2007年の作品。どういう作品かっていうと、映画の銃を撃つシーンだけを集めて編集し、壁4面に映し出すっていう作品なんだけど、折しもパリのテロからまだ半月ほどっていう時期。

この部屋を訪れた人の7割以上は足早に去ってた。いや、8割5分かな。これはしばらく観察してたんだけど、みんなこの作品がどういう作品かすぐ気がついて、見てはいけないものを見てしまったといった気まずい顔をして出て行ってた。特に女性は。

老夫婦などは奥さんのほうが旦那の服をギュッと握って、本当に恐怖に怯えているようだった。それでも自粛をしないところがフランスらしい。良いか悪いか別にして。

唯一、自分と同じくらい長時間この作品を鑑賞していたのは、おそらくフランスではなく英語圏から旅行にきたおじさんで、奥さんが迎えにくるまでニヤニヤしながら嬉しそうにこの作品を見ていました。その光景、自分にとっては作品以上に怖かったです。

そして時にアートが未来を予見するというか、現実の出来事が起きる前に現実を描写することがあるんだなーと思ったりしました。


ま、とにかくルイヴィトン財団美術館に関しては大満足。

帰りは美術館を出るとすでに真っ暗で、あたりは森で、街灯も少ないし、道はぬかるんで、けっこう不安でしたね。本当に駅こっちだったかなーって。




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で、ホステルに戻って夕飯。前回書いたようにこのビールとサンドイッチセットで1300円。しかもこれ曜日(?)限定のサービスメニューで、毎日用意されてるわけではないんです。用意されてない日はもっと高いメニューしかありません。スーパーでビールと安いサンドイッチを買って、寒さに耐えながらホステルの前のベンチで食べれば500円でお釣りはくるのですが…。

パリ②

パリに着いた初日、夕飯前にカルティエ財団美術館に行ってました。
そしたらコンゴ美術展がやってたンゴ。

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日本でもたまにアフリカンアートをフィーチャーした展示が行われていますが、国の歴史的・文化的な背景の説明にとっかかりを得ることができず、どうも難しく感じてしまい、楽しめない部分があります。なので、この展示もネットで調べた段階ではあんまり期待していませんでした。

しかし足を踏み入れて作品を目の当たりにした瞬間、その考えは消えましたね。変に難しい作品はなく、感覚的に面白いと思える作品が多かったです。

1階には現代の絵画があって、地下には数十年前〜百年前くらいの古い絵も展示されてました。

コンゴといえば最近は日本でもサプール(貧しくてもオシャレしてる人たち)が注目されてますが、サプールの写真も展示されていました。

まあ、これまで日本の村上隆や横尾忠則や北野武の作品を展示しているカルティエですからね。このコンゴ美術展においてもやってることは一緒ですよ。フランスの伝統的な美とは異なる文化の美をすくい上げて、それ自体を自分たちの文化として売り出すっていう。アジアもアフリカも同じ目線でキュレーションしてるようにも思えるのですが、その見せかたは本当にうまいと思います。


コンゴの黒人の映像を興味深く観ている白人たち。
監視員には黒人の女の子がいて、その様子を見ている。
そして黄色人種の自分が、その白人たちと黒人の女の子の様子を見ている。

パリでは自然と肌の色や人種、文化の違いについて考えることになる。